とんかつ屋は丸和があれば他はいらないレベルです
横浜・関内に暮らして4年。
一帯の飲食店を100店以上巡ったランナーがご紹介する、横浜・みなとみらいのランニング前後に立ち寄りたいグルメスポット紹介。
第一弾は、横浜らしからぬ（？）とんかつの名店「丸和」です。
個人的に、とんかつ屋は丸和さんがあれば他は要らんやろくらいに思っています。
馬車道はとんかつ屋の激戦区
横浜・馬車道は、実はとんかつの激戦区で、徒歩１分圏内に４つのとんかつ屋がひしめいています。
特に、丸和・勝烈庵・檍（あおき）の３店はいずれもレベルが高く、常にお客さんが列をなしている名店ですが、個人的には、丸和さんが頭ひとつ抜きん出ていると思います。
順位をつけるなら、丸和、檍、勝烈庵の順、かな。
勝烈庵は一番知名度が高く、もちろんとても美味しいのですが、食べた瞬間スタンディングオベーションをしたくなる丸和や檍に比べると、やや負けているかなと思います。
棟方志功の作品が並べられた歴史ある建物は、横浜の観光地として、是非一度は訪れていただきたいですが。
檍も素晴らしく美味しいのですが、丸和にはやや及ばないと個人的には思います。
（ちなみに、この丸和と、近くのピザ屋 シシリヤ、野毛の中華屋 萬里、スープカレーのキクヤカリーの4店が、私的横浜グルメ四天王です。）
著名人も絶賛する丸和のとんかつ
店内に飾られている寺内タケシの色紙。
日本のエレキギターの開祖も、丸和さんを絶賛されています。
こちらは特上ロースカツ定食。
ランチで2,900円と、勇気のいるお値段ですが、これは一度は食べていただきたい。
こんなに甘くてとろける豚の脂身は、人生でここでしか食べたことがありません。
脂身って自分はまず食べないのですが、これは脂身だけ食べていたい。
ランニング前後の胃袋にはちょっと向かないかもしれませんが、それでも食べていただきたい、絶品です。
すぐに売り切れてしまうので、食べたい方は開店30分前には並ぶことをお勧めします。
こちらが私のスタンダード、ヒレカツ定食、1,600円也。
レア気味のお肉が口の中でとろけます。
本当に美味しいのです、これ。
こちらのお店のとんかつの調理は、兄貴肌の大将が一人でされています。
他にはお会計や配膳を担当されるおばさまが三名ほど。男性の料理人は大将以外おられません。
店の真ん中にあるカウンターの中で、一人黙々とトンカツを揚げられています。
たまにすごく機嫌が悪そうな日もありますが、そんな日でも、店内のお客さんに常に目を配り、キャベツが切れかけていたらすぐスタッフのおばちゃんに伝えておかわりを届けてくれる、とても優しい大将です。
何度でも何度でも訪れたい、とんかつの名店です。
味のとんかつ 丸和 アクセス・営業/混雑情報
アクセス
みなとみらい線 馬車道駅から徒歩3分程度。
JR関内駅からも徒歩5分程度です。
混雑度
ランチは平日でも並びます。いわんや、週末をや。
だいたい30分〜1時間くらいは覚悟したほうが良いかと。
私はこれまで10回は訪れていますが、並ばずに入れたことは平日の荒天の時の一度だけ。
並ぶ場所には陽が照りつけるため、真夏は避けたほうが無難かもしれません。
営業情報
この一帯のお店の常で、日曜・祝日は営業していないのでご注意を。
営業時間
【平日】11:30～14:00、17:30～20:00
【土】11:30～14:00
定休日
日曜・祝日
